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ALLYN H.TEDMON REFLECTIONS OF A RIFLEMAN HUNTER
アリン H.テッドモン著
ライフルマン ー ハンターの熟考
Reflections of a Rifleman - Hunter
私の最初のライフル銃は、62年ちょっと前のものです。
スティーブンス アイディアル モデル44、32リムファイアー・ライマン・タングサイト
アイボリービーズ・フロントを装備。
当時、両親はニュージャージー州に住んでいたので、私はボートより馬の鞍についてよく知っていた。
しかし、私は船首にひざまずき、10代の友人がオールを操り、高くのびたイグサに囲まれた水路
に沿って静かに水面を進んだ。
やがて私たちは広い水面にでて、その向こうに太ったマスクラットがエサをたべている所にであった。
もしそれがブラウンベヤーだったら、私の心臓はこれ以上激しく鼓動することはなかっただろう。
クリフが静かにオールを漕ぐと、私は新しいライフル銃に弾を込め、全神経を集中して引き金を引いた。
マスクラットがころがり、私はそれをボートに持ち上げて大喜びした。
これは新しい血を味わったハンティング・ライフル銃で、今この瞬間これを私の頭上に持ち上げ、
私の最も大切な所有物になっている。
この32リムファイアーライフル銃は数年間ひじょうに満足のいくものだったが、
ある日、スティールのクリーニングロッドで銃身を台無しにしてしまった。
しかし、工場に送り、32-40カートリッジ用に銃身をリボアーし、
新しいセンターファイアー用スライドを取り付けた。
口径料金は6ドルだった。
当時の米ドルは価値があった。
私はディアー ライフル銃を手に入れたので、学校の友達とアディロンダック地域ニューヨーク州で
ディアーハンティングをしたが、ディアーは見つからなかった。
そのハンティングのすぐ後に、両親はコロラド州にもどった。
このライフル銃で、ライチョウ、ウサギ、プレイリードック、コヨーテを獲った。
FFG黒色火薬40グレーンと165グレーン工場製弾頭をハンドロードし、
ディアーには185グレーン弾頭を使った。
その秋、私たち三名はディアーを獲ることより、むしろ楽しむために出発したが、
数頭のディアーが生き残っていたにもかかわらず、見通しはあまり明るくなかった。
開拓者たちは、ディアーが永遠に生き残ることはないということを、
疑いの余地なく証明していた。
コロラド州のほとんどの地域では、ディアーは鶏の歯よりも少なく、
ほとんどの牧場主は当時牛肉を食べていた。
実際、ディアーは珍しい動物だった。
そのため、仲間に知らせるためわざわざ1マイルも遠回りして馬に乗ってきたハンターを私は知っている。
仲間は鞭をふり、拍車をかけてディアーを見た場所までいった。
私たちは馬を置き、徒歩でハンティングしたが、その日の後半には、運よく、
消えかけたディアーのうち4,5頭を奇妙な焼け跡で見つけることができた。
もちろん私たちは彼らに向かって発砲し、運がよかったのか、悪かったのか、
私は185グレーン 32-40の弾を適切な場所に命中させ、驚いたことに
ディアーを仕留めることができた。
ちなみに、これが私の最初のディアーだった。
それはずいぶん昔のことだったが、その間にその一握りのディアーは何年もかけて
コロラド州で最も素晴らしい群れの一つに成長した。
遠い昔から、私は様々な場所で様々な人々とディアー・ハンティングをしてきた。
さらに、国の資源の保護と、私がよいスポーツマンシップと考えるものを伝えることに
かなりの時間と金を費やしてきた。
ハンティング仲間については、私の二人の息子は別にして、私が最も楽しみ、ハンターとしての、
そしてライフル射撃の名手として尊敬していた男性は、正真正銘のスポーツマンだった。
彼はいつもキャンプで自分の分以上のことをし、ハンティングにでかけた。
ハンティング・ライセンスを取得するためだけではなく、山が好きだった。
獲物を捕らえるために一生懸命ハンティングし、愛用のライフル銃は、
ライマンのアパーチャタングサイトとビーズフロントを装備した短銃身、単発式ハイウォール
ウインチェスター 30-40口径だった。
左手の指の間に2発の薬きょうを挟んで、出撃にそなえて、最初の1発でかならす獲物である
ディアーやエルクを家に持ち帰った。
しかし、もし彼が偶然に射撃できなかったとしても、ハンティング・ライセンスに記載できなかったことを
理由にフィッシング・アンド・ゲーム・デパートメントに文句を言ったり、
悪態をついたりすることは決してなかった。
私たちは、現代のスポーツマンたちの非スポーツマン的モットーが嫌いだった。
彼らはハンターについて独自の意見をもっており、ライセンスがあればディアーが確実に撃てると
考えているようなハンターです。
彼らの考えでは、ライセンスの満了はライセンスを購入することで保証されると考えている。
私たちはこの人種を避けた。
私たちは何度か、知り合いのメンバーと一緒にパーティー・キャンプでハンティングしたが、
通常は私たちが受け入れた友人と一緒に自分たちのキャンプでハンティングすることを好んだ。
私の友人と私は、地上で最後のハンティングを共にした。
何か月も前に、赤い神々が呼びかけ、彼は私たちのもとから去り、西の沈む太陽の彼方にある
幸せなハンティングができる場所へと旅立った。
私がこの文章を書いている間、彼は間違いなく、ウエーレン大佐、ショーンシー・トーマス、
E.C.クロスマン、C.W.ローランドと弾道学について話し、セオドア・ルーズベルト、
エド・ハワード、スチュワート・エドワード・ホワイト、ポール・カーディス、
そして非凡で最高のライフルマン・ハンターたちとハンティングしていることだろう。
彼の名前はリン・チルコート、ライフルマン、ハンター、そして最高のスポーツマンだ。
私たちのハンティング規則では、各ハンターは自分の獲物を殺さなければならないと規定されていた。
あるハンターが2頭目または3頭目のディアーを殺す前にパートナーのライセンスが満たされていることを
確認する一般的な慣行をしなければ、認めなかった。
おそらく。そのパートナーは、レンタルまたは借りたライフル銃で毎年ハンティングに出かけ、
他の誰かがディアーを撃ってくれることを期待している、私たちのハンターの多くが似ている。
あるいは、彼はライフル銃を所有しているが、過去12ケ月間一度も発砲しておらず、
レストを使い、100ヤード離れたところから5ガロン缶を射っても命中しないような連中の一人かもしれない。
あるいは、ライフル銃の照準を合わせることなど考えただけで笑ってしまう連中の一人かもしれない。
自分が、よく聞くような、生まれながらのアメリカのライフルマンの一人だと考えてる本当にくそったれだ。
私たちは、この生まれながらの驚異の類の人たちと一緒にハンティングすることはなかった。
この件、ライセンスに記入する、ことに関してあまり詳しくない初心者について言及する。
または、明らかに熱心で有能な誰か、キャンプのためにハンティングをしている間に、
キャンプでポーカーをしたり酒を飲んだりする日々を馬鹿にするスポーツマン、
そのような人たちの一人は、私と話をしていて、自分のキャンプではいつも、ライセンスに記入した、と自慢した。
彼は私の目を見て、ライセンスに記入した、と自慢し、それから、それがいかにロング・レンジだったか、
その種のでたれめをキャンプで語る、傷口に塩を塗り込むような人たち、どんな良心を持っているのだろう。
上記のハンティング・キャンプの姿がすべてのディアー・ハンティング・キャンプに
当てはまるとは思わないでください。
まったく違います。
しかし、この種のキャンプは、私たちのクリーンなスポーツにしばしば悪い評判を与える苦情や嫌悪感を
正当化するのに十分な数が存在する。
ディアーを仕留めるためというより、自然と触れ合う機会を求めて旅にでた男たちで構成されたグループ
ディアー・キャンプは、忘れられない思い出となるだろう。
このようなキャンプは、特に初めてのハンティングをする初心者にとっては、
想像できる最高の体験の一つになるだろう。
このようなキャンプの精神は、母なる自然の声と調和しています。
モットーは、単に、ライセンスに記入する、ことだけであってはならない。
もちろん、自分のディアーを撃ちたいとおもうが、そうするにしても、しなくても、
ディアーにはフェアーに対峙しなければならない。
来年はもっと幸運になるかもしれない。
真のスポーツマンは、ライセンスに記入する、かどうかに関わらず、
赤い神々の懐で過ごす数日間を楽しむべきです。
これから出会う新しい友人や古い友人、特に私の亡くなった友人のような年配の経験豊富な男たち。
それから、呼吸するきれいな空気、飲むことができるきれいな水、いたる所にある自然の驚異、
そしてキャンプファイアーでかたられる物語の中心となるハンティングにかんする貴重なヒント。
これらは適切に運営されたディアー・ハンティングキャンプが確実にあなたに与える永続的な価値です。
500ヤードや600ヤードの射撃にかんするエキサイティングな話をあまり真剣に受け止めない。
事実、ほとんどのディアー、エルクでさえ、平均的な街区の長さの100ヤード未満で撃たれる。
聞こえはいいが、平均的なハンターが普通のアイアン・サイト30-30口径を注意深く照準合わせ、
をすることと、200ヤードの距離から最初の一発を急所に命中されることは、まったく別の話だ。
たった200ヤードではなく、少なくとも500ヤードの射撃がどれほど簡単かわかる。
ほとんどのディアー・ハンティング用ライフル銃は、経験のあるライフルマンが想像できる
もっとも劣悪なサイトを装備して工場から出荷されるという事実も考慮する必要がある。
私がよく知っているディアー・ハンティング用ライフル銃の一つは、優れたライフル銃だが、
フロント・サイトが装備されており、ビーズの塊が大きすぎてリヤ・サイトのノッチに
合わせることができず、200ヤード離れたディアーを撃つことができない。
私が思いつかぎり、100ヤードをはるかに越える距離のディアーを撃つために工場で
オープン・サイトを装備しているライフル・モデルは三つか四つだけだ。
これが、アイアン・サイトを知っており好きな人たちが、すぐに支給品を大型のアパーチャー・サイト
に交換する理由だ。
米国のM-1ライフル銃が戦争に勝利したこと、新しい軍のライフルであるM-14と
古い1917ボルト式ライフル銃、そして英国が最近採用した奇妙な形のライフルには
すべてアパーチャ・リアサイトが取り付けられていることを心に留めておく必要がある。
すぐれたアパーチャー・リアーサイトは多くのメーカーから多くのモデルが販売されている。
ハンティング用の場合は、シンプルで、頑丈なモデル、たとえばレッドフィールド モデル102や
これに似たモデルを選ぶ。
このようなサイトは、高さ、左右調整をすることができる。
使い勝手は簡単で、いつものディアー・ハンティング用に申し分ない。
フロントサイトについては望みのモデルが多く販売されている。
ディアーには1/16インチのビーズが適したサイズであるが、それより小さいものはない。
アパーチャー・リヤーサイトに注意を向けると、ハンティング用は1/8インチ以上が必要があるが、
個人的には3/16インチが好みだ。
ハンティングが木々が密集した森でおこなわれる場合は、完全に1/4インチにする必要がある。
穴も大きすぎない。
1/32インチ以下の小さな穴で不利を負うことはないが、
これらはハンティング用ではなくターゲーット・シューティング用に作られたものだ。
初心者ハンターには、最上級のアイアン・サイト・セットから始めることを強く勧める。
それらはかさばらないので、疑問の余地はないが、初心者がディアー・ハンティングの
ライフル銃の扱い方を学ぶのに適しているので、ディアー・ハンターの成長の秘訣になる。
ライフル・スコープの人気はますます高まっており、これらは素晴らしい機器だ。
これらの最大の利点は、興奮したハンティング名人でさえ、人間とウサギが馬を
見分けるのが簡単であるという事実だ。
私はもう18歳ではない私の目でもウィーバーK3・スコープの明るさを利用できるため、
モウィッチの丘を登るときもライフル・スコープを使用する。
しかし、私の目がそれに依存するなら、私は最上のアイアン・サイト・セットを好む。
それらは非常に便利で、少し軽い。
現時点では4Xスコープがオールラウンドに最適なようだが、
広い視野には倍率がひくいK3のほうがまだ好みだ。
開けた平原地帯には6Xがあり、雄大な景色を眺めることができるが、
森の中では、立射にも視野が狭すぎる。
ハンティング用スコープは何も新しいものではない。
多くのバッファロー・ハンターは、大きなレミントンとシャープの45口径、50口径
ライフル銃に全長と同じスコープを使用していた。
旧J.Stevens Arms and Tool Co.も、
Malcolmは少なくとも50年前に3Xハンティング用スコープを製造していた。
J.Stevens社は特に、約50年前に内部調整可能なハンティング用スコープを挙げる。
ノースパーク コロラド州のエド・ハワードは、アンテロープ、コヨーテ、オオカミ、シカの
ハンティングにないがチューブ(現在のモデルと比較して)4Xおよび」6Xマルコム製
の多くを使用したことで有名だ。
私の最初のスコープは、40年以上前に25-20シングル・ショット口径の
Stevens 44 1/2モデルで入手したStevensa 438だった。
エド・ハワードが言うように、その組み合わせはプレイリー・ドックはジャック・ラビット
などを”荷馬車1台分を殺した”のだった。
どれもディアー・ハンティング・ライフル銃になる。
つまり、22RFから25-20、32-20、38-40,44-40などの
ほとんどすべての口径でディアーが殺されている。
しかし、現代ではディアー・ライフル銃といえば、30-30、32スペシャル、
300サベージ、303サベージなどが一般的だ。
マーリンは現在、扱いやすいモデル336をすばらしい35レミントン用に製造している。
私の意見では、これは私が購入することのできるゲーム・カートリッジの中で
もっとも優れ、信頼性の高い口径の一つだ。
200グレーン弾頭はハンティング用として十分な威力をもち、エルクにも使える。
多くのエルクは30-30で殺されるが、止めるには数発撃ちこむ必要があるので、
300サベージとは比較にならない。
303サベージの元の弾頭は195グレーンで多くのエルクを殺した。
次に、35レミントンの複製である33ウインチェスターがあるが、
進歩の途中で348ウインチェスターに代わった。
30-40口径の古いウインチェスター・モデル95は本物のディアーまたはエルク用だ。
220グレーン弾頭を使っても反動はマイルドで、
この銃は誰の言葉でも本物のハンティング・ライフル銃という。
古いクラッグも同じ30-40口径を使う。
しかし今日ではマグナム口径を使うべきだ。